9日目・日本一寒い町は、とってもあったかい(H)
2012年2月1日(水)
この日は夜のしばれフェスティバル準備まで特に予定を入れない日にしました。
一緒に参加しているTさんとも話し合い、「何もない」を楽しむ時間も大切にしたいということになったからです。
せっかくなので、午前中は仕事をしてみました。
今はパソコンがあればどこでも仕事ができる時代です。
メールの返信、原稿書き、自分のウェブサイトの更新などを、コテージのゆったりした時間の中でおこないました。
静かで、窓の外に広がる雪景色は目に優しく、なんとなく普段より集中して取り組めた気がします。
東京にある自宅兼事務所は幹線道路沿いにあり、救急病院も近いため、せわしなく車の音やサイレンが聞こえてきます。もう慣れてしまいましたが、きっと気持ちのどこかはいつも落ち着きない状態になっているのかもしれません。
午後は、コテージ村の管理棟でお洗濯をしつつ管理人さんとお話したり、コテージ周辺の写真を撮影したりしました。
管理人さんはいつも優しく見守ってくださり、気さくに話しかけてくださいます。
私にとっては癒しの時間です。
以下、撮影した写真です。
曇ったり雪が降ったりしていたため、すこしどんよりした景色になってしまったのが残念です。
晴れた日はキラキラ、きれいなんですよ!
夏は緑が生い茂って、ポニーの放牧などもあるそうです。
半袖の季節にもぜひ訪れたいと思います。
夕方にかけては、今週末に控えたしばれフェスティバルの準備をしたり、荷物整理をしたりしておりました。
ずっと欲しいと思っていたしばれくん&つららちゃんのストラップを自分の携帯につけてウキウキしたりもして・・・。
また、この移住体験でお世話になっている町役場担当のSさんの奥様がレアチーズケーキを作ってくださったとのこと、差し入れをいただきました。
甘すぎず、でもしっかりした味でとっても好みの味でした!
Sさん、奥様、ありがとうございました!!
陸別町に暮らしてみて一番感じるのは、人のあたたかさ。
実際に暮らしたらまた見方が変わるのかもしれませんが、少なくとも東京暮らしの立場から見たら、こんなにあったかくて人との距離が近い生活があるのかあ、と新鮮に映ります。
東日本大震災後で、個人的に「つながり」「地域交流」がキーポイントになっているからなのかもしれませんが、こういうつながりはこれからますます大切になってくると感じる一方、たとえば東京で同じようなコミュニティ作りをしていこうとしてもなかなか難しいことなのだと思います。
実際に現地に行って感じてみることの大切さをかみしめる毎日です。