いづみワールド
2012年6月16日(土)
「ちょっと暮らし16日目」 (6月16日)
今日は内藤いづみ先生の講演会が足寄であるので行ってみる。内藤先生は在宅での緩和ケアーの先駆者である。こんな有名な先生の講演を聞く機会があるなんて、なんとラッキーなことだろう。話は聞きやすくひきつける。余命何日ということでも暗い感じがしない話し方である。そしてかかわった患者さんの話を進めていく。畑をしていて黄金のみのりを自分で車を運転して見に行ったひとがいる、ウエディングドレスを最後のときに着たいからと自分で作った人がいる、それを着たその人の写真が映し出される。友人に会いたいと里帰りを果たしたひとがいる、何をしたいかを考えておくこと。死は誰にでも必ず訪れることだから、普段元気な時にこそ考えておくこと。今は認知症のひとも増えてきている、認知症予防日記をつけること。何を誰とどこで食べたか、その感想も書く。これでいいそうである。そして終わりにホスピス学校を始めている、と結んだ。いづみワールドに引き込まれると司会者の言うとおり魅力的なひとであった。