『トドワラ、ナラワラ、そして』
2012年8月22日(水)
「ちょっと暮らし第7日」(8月22日)
昨日の霧は晴れぬまま出発。宿主夫妻は偶然にも、神戸から移住し民宿を始めて20余年とのこと。昨夜はウイスキーのオンザ流氷ロックをいただきながら、移住について話が弾んだ。
目的地の野付半島に着く前に一瞬にして霧が晴れ快晴、トドワラ、ナラワラの散策ができた。砂嘴の先端には、枯れ果てたトドマツやエゾマツがマンモスの白骨のようにその身を横たえていた。立ち枯れも浸食もさらに進んで、海の底に沈んでしまうという。プランクトンや土壌の栄養となって循環するのだろうか。大自然の仕組みを、木道に立ちすくみ考える。我もまたその一部にて・・・。
摩周湖をみて帰る。陸別が近づくと、懐かしいホームタウンに戻ってきたようで嬉しい。
明朝は資源ごみを出す日、ゴミ虎の巻を参考に念入りにチェックして袋を閉じる。