『星屑のこぼれる町』
2012年8月18日(土)
「ちょっと暮らし第3日」(8月18日)
昨日教えていただいたチミケップ湖へ早速行ってみる。透きとおった朝の湖水が、対岸の山々を映し出している。ホテルのテラスにやってくるリスや小鳥たちを見ながら、しばし森の静謐にひたる。
せっかくの晴天、天文台にも行く。火星、アルクトゥールス、ベガ、土星などを大望遠鏡鏡で見る。
銀河系やオーロラ、また宇宙の大きさと地球やその他の惑星の関係についてスタッフの筧さんの丁寧な説明に、ここでも時間のたつのを忘れてしまった。
夜、ペルセウス座流星群を見に再び天文台へ行く。天文台の駐車場で車から降りたとたん、漆黒の闇にあまりにもクリアな星の大きさと数に圧倒される。闇の中でこそ見えるものがあるのだ。屋上にはすでに大勢の人が、椅子や畳に寝て星空を仰ぎ見ていた。8時過ぎ、国際宇宙ステーションが静かに移動していく。赤く光るのは本体が太陽の光を受けているからで、ステーションの大きさはサッカーグランドほど、さらに流星の大きさは1ミリと聞き、何もかも驚くことばかり。あ、また一つ星がこぼれた。