２０１４年１月１８日、シリウスの伴星（シリウスB）を観測しました。

　この日は空の状態（シーイング）が良く、星像もとてもシャープだったため、りくり望遠鏡でシリウスを観察したところ、シリウスの伴星（シリウスB）を分離して見ることができました。

　シリウスは主星（シリウスA：-１．５等級）と伴星（シリウスB：８．５等級）の２連星です。北海道では、シリウスは低い空でしか見えないため、普通の空の状態だと伴星は主星の光の中に紛れて、
１万分の１という明るさの違いから分離して見ることができません。

　シリウスの伴星を確認できたのは開館以来初めてのことです。