11月1日未明、地球に最接近した小惑星「2015 TB145」を観測

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観測

11月1日未明、地球に最接近した小惑星「2015 TB145」を観測しました。

小惑星「2015 TB145」は今年10月10日にパンスターズグループによって発見され、日本時間11月1日1時57分に49万kmの距離まで地球と接近しました。この小惑星は秒速35kmという高速で移動していて、公転周期は3年と計算されています。
陸別では雲の多い空の中、最接近時は過ぎましたが、小惑星「2015 TB145」をりくり望遠鏡にて観測することができました。
下の写真中央の「白い線」が星の中を高速で移動する小惑星「2015 TB145」になります。
小惑星「2015 TB145」
小惑星「2015 TB145」:2015年11月1日 3:15 JST
115cm反射望遠鏡(F8→F5.6) ISO6400 露出時間60秒 CANON EOS-1DX トリミング
丸印内が小惑星「2015 TB145」:2015年11月1日 4:12 JST
115cm反射望遠鏡(F8→F5.6) ISO25600 露出時間2秒の画像を45枚合成 CANON EOS-1DX トリミング
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