《陸別町生活体験日記》
◆4月20日(水) 【6日目】
　午前6時30分起床
　朝食を済ませて空を見上げると今日の天気はまずまずのようなので土と砂ぼこりで汚れた愛車の洗車をすることにした。
　長靴を履いて洗車を始めたが暖かい部屋から出てきたこともあり水道水は手が切れるほど冷たく感じた。
　しばらくすると斜向かいに住む年配のおじさんが話しかけてきた、車の「福井」ナンバーを見て縁者が福井市内に在住とのことで色々と談笑した。
 
　愛車が綺麗になったところで今日は足寄町の「芽登温泉」に行ってみることにした。
　国道242号線を南下し途中で道道468号線に右折して程なく進むと大規模な牧草地があり北海道らしい景観が延々と続く、牧草はまだ薄茶色だが後一ヶ月もすれば青々とした景色に一変するのだろう。
　いつも狭い道路を走っている為か広大な牧草地帯を走っているだけで癒される。
この気持ちが、又北海道へとの想いを駆り立てる原因の一つなのかもしれない。
　途中、車を降りて放牧されている牛を眺めていると向こうも気になるのかずっとこちらを見ている、草食動物は優しい目をしている、 ここでまた癒された。