移住体験日記 8/11-8/19
更新
2018年8月_兵庫から1
8/12 第一目
本当は、昨日着いていたはずなのに。
関西は連日、気温が体温を越える日々。体調を崩しかけて挙げ句に飛行機に乗り損ないました。
今日、すったもんだして15時過ぎに陸別町役場に着。待たせてすみませんでした。
冬の体験に続いて雪の下がどうなっているのか見たくて多分あっという間の1週間になるでしょう。
早速ショックだったのは「ふるさと豆腐」がなくなっていることです。
来たら刻んだ茗荷に胡麻油を落として食べることばかり考えていました。あれだけの豆腐はよその地域にはありません。残念で仕方ありません。
それにしても陸別は快適です。
8/13 第2日目
陸別滞在は二回目ですけど印象は静かな町。
本当に人が住んでいるのかな?と思うほど静かな町です。
そう思っていたら本日夏祭りというので参加してみました。
やはり、静かな夏祭りです。話し声が静かなのでしょう。
8/14 第3日目
本日は町外へ。目的は近隣の土地勘をつけること、それと疑問が二つ。
疑問1.羆について
羆の出没報道をよく見るようになりました。では、実際のところどうなのか?知床財団に行き情報収集。
観光客が多くてびっくり。想像を越えていました。得た情報を羅列すると長くなるから結論をまとめると
1.必要以上に羆を恐れないこと
2.季節ごとの羆の行動パターンを事前に調べること。そして、羆の生活範囲に近づかないこと。
3.羆に出くわしたらその時点で我々の行動計画は失敗です。
結局、羆には会いませんでした。
疑問2.オホーツク遺跡
平安時代は今より温暖だったと言われています。平清盛の死にかたはどうみてもマラリアです。そんな時代北海道東部にはオホーツク文化と後世言われる時代でした。
常呂遺跡を見学して学者の人と当時の温暖化とオホーツク人について話したかったのですが、盆休みで不在。
一人で遺跡を見て回りましたが蚊が多かったです。頭を数ヶ所刺されて腫れ上がりました。
写真は羆の下顎の骨。犬歯と臼歯の間に隙間があるのが特徴です。
8/14 第4日目
もう4日目。滞在半ばに来てしまった。天気は雨。旱魃続きの関西から来たから随分新鮮に感じる。
こういう日は、ひたすら車で移動して土地勘をつけるに限る。雨だからすることがないということはないと思う。
ドライブ中よく見るのが樹の種類。土地ごとに特色があって面白い。
昨日、知床、常呂遺跡を回った後北見で宿泊。今日はそこから遠軽町丸瀬布地区、興部町まで足を延ばして陸別に戻ってきた。
冬期間閉鎖する道路を多数通過したためいい経験になったと思う。冬だと土地勘がないとナビだけでは対応しきれないと思う。
8/16 第5日目
今日も雨。この時期にこの雨の降り方はおかしいと思う。
雨の中ユクエピラチャシへ行きました。
予想以上の規模。空堀、土塁は箱根にある山中城、戦国時代の小田原城を彷彿とさせるものがありました。あいにくの雨だったから撮影は土曜日にすることにして昼間は、置戸町のクラフトセンター、図書館にいました。道内貸出率1位の図書館がどんなものか興味がありました。
薪ストーブのある図書館。初めてこういう図書館を初めて見ました。
一度帰宅して苦戦したのがIHコンロ。コーヒー豆を焙煎しようとしてコンロの乗せると自動的に消えました。これには、面食らいました。思い切ってフライパンで煎ることに。何とかできましたけどムラが出るのとガラが残ります。
夕方からは天文台へ。17時からプラネタリウムを観賞しました。
そこで疑問。近場の月面探査より火星探査の方が多く感じるのはもしかして移住を前提にしているから?と思っていたら写真の本を見つけました。
こちらは北海道へ移住しようとあがいているのに。(^-^;
8/17 第6日目
一番印象に残った風景
年末年始もあったと思うけど、何故か今回一番印象に残った風景は写真のもの。
足寄あたりから数十メートルおきに貼ってあり凄いサブリミナル効果でした。
選挙戦の壮絶さを物語っていると感じました。
8/18 第7日目
最終日
明日の朝に退去するから今日が一日ゆっくりできる最終日。滞在中のほとんどが雨だったから時間の大半を車移動に費やして土地勘をつける方針に切り替えました。
しかし、今日は快晴。十勝らしい天気です。町内の回りたいところ撮影しておきたいとこを撮影しました。
ユクエピラチャシ。城郭遺構の研究が趣味の一つだから 空堀、土塁の掘削は、戦国時代の内地の城郭遺構劣らないものがあります。
ただ気になったのは、近くを高速道路が開通するのでしょうか。それらしい掲示板を見かけました。できれば景観への影響は最小限にとどめてほしいものです。
8/19 第8日目
出発日
5時頃に起床して片付けと掃除をする。やはりあっという間の8日間だった。
こういう機会を作っていただいた陸別町には感謝の言葉しかありません。
どういう手段とプロセスで移住するか、後は自分次第。これから多忙な日常に流されずに
目標を追求していきたいと思います。
ご縁があればまたお邪魔させていただきたいです。
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