移住体験日記 6/24-7/1

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2020年6月_埼玉から

6/24(水)曇り 1日目

朝一番の便にのるために羽田に行ったが、欠航で13:00着の便に変更になった。今回は旭川からだったので陸別についたのが18:30過ぎになってしまったが、役場の清水さんが閉館にもかかわらず対応して頂き本当にありがとうございました。家の周りで見られる動物の話などを聞いて、野生ととなり合わせの生活を実感し少したじろぎましたが、今回の体験で、その良い所も実感出来れば良いなとも思いました。

 

6/25(木)小雨 2日目

全ての行為に時間がかかる。ゴミの分別、家の利用から釣りの準備、釣り場での仕掛けなど、去年の秋以来だったので体が憶えてなくてとにかく何をやるにしても時間がかかってしまった。
天気は蝦夷梅雨の為、これから毎日降ったり止んだりの天気のようだが、目的が釣りなので暑く渇水になるよりはまだいいと考えるしかないと思った。

 

6/26(金)曇り時々雨 3日目

前日のつかれで開始が午後からになりましたが、郵便局に荷物をとりに行ったり、夜は足寄にも出られました。こちらの人達や各施設でもしっかりコロナ対策をとられているのを見ますが、利用側がマスクをしない人や消毒液を利用しない人なども散見され、車を旭川で借りる時に「こちらではもう一か月位感染者が出てないんですよ」と対応してくれた人の言葉が全てを物語っているなあと感じとれました。

 

6/27(土)雨 4日目

今日はやっと早朝に合わせて釣り場に入れた。10時位に上がって一度家で仮眠をして、14:00すぎに再度戻ろうとしたが雨で川が濁ってしまった為、買い物を済まそうと北見まで出ました。地元で有名な激安スーパーで厚岸牡蠣を買ったり、以前から好きな作家の作品が置いてある雑貨屋に行き、その作家のワークショップをする話を伺ったり、すごさなどを聞いて感慨もひとしおでした。運動公園や釣具屋さんにも行き、街の大きさを体験出来たし、高速道路の便利さも実感出来ました。

 

6/28(日)小雨 5日目

日曜日なのに自分が入るポイントは入渓者がおらず意外でしたが、小雨はやはり降ったり止んだりで、川は少し増水と濁りがありました。前回もっとじっくり自然とがっぷり四つで向き合いたいという気になったが、今回はそれがずいぶん実現出来ていると思う。一つの場所に毎日来ているが、はじめは大きく感じた川が石一つ、川床の形一つを理解していくごとに小さくおだやかなものに感じられるようになっていく。

 

6/29(月)曇り 6日目

疲れが出て午後からの活動となりました。一瞬ですが太陽や隙間から青空も見れ今まで聞こえなかった動物たちの鳴き声や綿帽子が雪のように川面に舞う光景を見、多くの生命の営みを感じました。必要な釣具が出来たので18:00には川をあがり、また北見まで出ましたが、陸別から40分程度で出られる高速道にはあらためて便利さを実感しました。冬期は管理上どうなるのか、生活をする上でとても重要かと思うので気になりました。

 

6/30(火)曇り時々雨 7日目

やはり自然が色濃い。来てからずっと降ったり止んだりの毎日だ。梅雨といっても関東ではこんなに毎日雨がしとしと降る時は、小さい頃にあった気がする程で、はっきりと季節は今これ!と感じるようなものはあまりない。朝と昼に入渓するが、昼寝後に同じ場所に来たら、コンビニの袋に入った缶とペットボトル、おにぎりのゴミが橋の上から投げ捨てられていた。お酒の缶だったので、さすがワイルドだなあと感じたが、緑にかこまれ感覚が鈍っているのかもしれないが、こういう輩はどこにでもいるなあと思ってしまった。

 

7/1(水)曇りのち晴れ 8日目

すべてにおいて基地となり、とても助かりました。シャワーを浴びたい時、寒い時、仮眠をとりに一度帰ったり、料理も楽しめましたし、充分生活を楽しめました。又ぜひ利用させてほしいです。色々とありがとうございました。

 

 
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