移住体験日記 7/1~7/30 大阪府より

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東1条ちょっと暮らし住宅

7/1 1日目 曇り

前泊の士別から、層雲峡、石北峠経由で陸別へ。陸別に入ったあたりから白樺並木が続く。あと10年もすれば立派な並木として名所になると思うくらい。

21~27℃ 曇り。雲量は多いが日差しが強く、日向では汗ばむが日陰に入るとスーッと汗が引く。

14時、町役場へ。庁舎で「うまくエアコンが効いていて快適ですね」と言ったら、「今工事中でエアコンは稼働していません」と笑われた。

総務課担当の方から親切なオリエンテーションを受け居住する家に案内して頂く。また町の主要な施設に案内して頂き感謝。

 
7/2 2日目 晴れ

昼前に体温が平熱近くに下がり気分も持ち直したので北見市のホームセンターへ買い物へ行く。十勝オホーツク自動車道では後続の車も対向車もほとんど無く気分良く運転。

これだから北海道でのドライブにハマる。

地形や居住人口を考えると、陸別は酪農の町、北見は作物3品や日本一の玉ネギ産地の農業の町というのがよくわかる。

夕刻、家そばの路上から見えるスキー場ゲレンデの上部で鹿が草を噛んでいるのが遠望できた。そのうちに7頭も集まってきていた。

 
7/3 3日目 晴れ

ガビ~イ~ン 8月にオーストラリアでホームステイの予定がある孫息子が7月中旬に是非陸別に行きたいと言っているとの娘からの連絡あり。

来訪時にコロナ感染させたら可哀想過ぎると思い念の為、診療所発熱外来を予約。

判定結果は陽性。 ガクッ

診療前、家で測った体温36.8度、SPO2は98で正常値だったが。

帰宅後、家の周りの草抜きをする。暫く外出自粛か。

連れあいが感染していないことを祈る。

 
7/4 4日目 曇のち晴れ

連れあいが朝「感染しているようだ。体温37.8度でしんどい」とのたまう。発熱外来の予約を取る。

午前中、草刈り。発熱外来診療後も草刈り。連れあいは予想通り陽性判定。

計画では、「陸別有効町民の会」入会特典を利用し「関寛斎資料館」で氏の活動歴や思想を勉強しようと思っていたのだが。

17時過ぎ草刈り後風が涼しく気持ちいいので道端に折りたたみ椅子をだし暫し一服。

涼しいと所で一週間前後療養できるのだと前向きに考えよう。

 
7/5 5日目 朝後夜雨

コロナの症状も無くなったので、家でストレッチ後体力維持を兼ねて陸別神社参拝。急な階段を11往復して多目的広場で一服時、寛斎診療所発熱外来の医師からTEL。

「奥さんの状態はどうか」といろいろ尋ねられる。私のかかりつけ医の協会の医師は絶対にここまで気遣いしてくれないだろう。寛斎精神がまだ引き継がれている感激‼

夜、ビール祭りに参加ショボい。生温かいビールで進行表もなく誰かが何をいっているのか全く聞き取れない。3杯30分ほどで退散。ま、子供も隣人も同僚達も一同に集うことで集落全体の団結と助け合いの精神を共有した現代役としての意義があるのか。満天の星空今夜も望めず

 
7/6 6日目 曇り後夜雨

昼過ぎ陸別神社階段上がりに参拝。昨日より1回多い12往復。帰途、解放されている小学校の体育館に行くが誰も居ずマット等機械の場所も分からないので即退散。

16時頃、図書館に返本後、破損した靴の買い替えの為北見へ。

今日も風が結構強いように感じた。

 
7/7 7日目 曇り一時雨

天気予報は少量とはいえ、ほぼ1日中雨予報だったので家でまったり読書昼寝草抜きの繰り返し。

16時過ぎ、図書館に返本しドライブがてら銀河の森天文台を偵察。途中、町の中心部が眺望できる地点があり車中から眺める。またキタキツネに2回会う。少し離れたところまでにげたあと、こちらを見、ケーンケーンと人間観察をしている。

 
7/8 8日目 曇り時々雨

連れあいは体温は平熱になったが喉が痛くガラガラのかすれ声。雨のこぬ間にと陸別神社階段昇り13往復。

15時、発熱外来に規定の5日後の経過報告。その際対応してくれた医師が連れあいの状況も聞いてくれ、それに合わせた追加の薬の処方箋を作ってくれ薬局に送信してくれる。本当に気配りの診療所。想像以上の降雨。豪雨と言うべきほど中、薬局と食料品を買いに駅前に。

 
7/9 9日目 曇り時々晴れ

午前に図書館へ本を借りに。午後、足寄に種々貰い物にいったのみ。

 
7/10 10日目 雲り時々曇り

息子からお盆に一家にで来訪したいが都合はどうかと連絡あり。大歓迎、但し、お盆過ぎ帰阪予定の旅程変更の為、諸キャンセル。新たな手配等で昼過ぎまでかかる。

14時陸別神社階段昇り。14往復と途中やるランニング。しんどい

その後”ふれあい温泉”へ。サウナもありお湯も柔らかで快適。気分爽快で帰宅。

 
7/11 11日目 曇り一時雨

連れあいが上士幌のナイタイテラスに行きたいと言うので昼前から行く。

途中、町内の川で釣り人を発見。小生もフライ・ロッドを持ってきているので、いつか挑戦したい。罷が恐いが。

夕刻、定例のキャンパー椅子に座り涼みながら至福の一服。

北見にいった時もそうだったが白樺並木が続く道になると、「ハ~やっと陸別に戻ってきた~」と落ちつく。早くもっと大きくなれ。

 
7/12 12日目 曇り時々晴れ

連れあいのコロナ罹患のその後の経緯をTEL報告。

いつもほっこりする対応に感心する。もう大丈夫でしょうとのことで、明夜、孫息子の来道に際し一安心。

午後、陸別町神社階段昇り16往復。その後、寛斎資料館で、彼の生活史=陸別開拓史をじっくり勉強。

 
7/13 13日目 曇りのち雨

女満別空港18時30分着の孫息子を迎えに、返本、借本に図書館に寄った後、PAに。

17.5℃寒い

帰途の十勝・オホーツク自動車道から見た北見の町の夜景に、”北見は都会だなぁ”と思う。

夜霧のなか、慎重運転で帰宅。

 
7/14 14日目 曇時々晴れ

図書館で勉強する孫の案内がてら返本、貸本。

午後、孫の気動車運転体験に付き添い乗車。面白い。

次回はジジも1人で体験する気になった。

15時過ぎから立ち寄り入浴に阿寒湖温泉へ。休日受入中止や入浴制限のあるホテル、宿が多く注意が必要だったが、17時頃受付のニュー阿寒ホテルに滑り込みセーフ。屋上露天から湖を眺めながらゆっくり温泉を楽しんだ。半日位は充分ゆっくり楽しく過ごせそうな温泉だった。

 
7/15 15日目 晴れ時々雨

孫に、十勝平野の広大さを実感させたいと、再びナイタイ・テラスへ。道の駅”かみしほろ”でナイタイ和牛ステーキを食す。柔らかくて旨い。

帰宅後、ふれあい温泉に。サウナ、水風呂、サウナ、水風呂、湯舟と入浴満喫。

夕食時の酒のアテに陸別産の燻製鹿肉も最高。すすむ、すすむ、酒がすすむ。

来道以来未だ満天の星空を拝めていないのが残念。

 
7/16 16日目 晴れ時々曇り

孫を旭川空港まで送りがてら、富良野のラベンダー園や花園、ジェットコースターの道、深山峠のトリックアートには深く興味をひかれたそう。

晴れの天気予報だったが、日高の山並みももやって見えず残念。

暑い1日。旭川で宿泊。

 
7/17 17日目 曇り時々晴

起床後入浴。今日も遠くの山なみがおぼろげにしか見えず、本当に残念。

連れあいのご要望で富良野のニングルテラスの銀細工店へ。

”富良野の道の駅”で遅い昼食の後道東道、足寄経由に帰宅。

今日もムシ暑い一日だった。

 
7/18 18日目 晴

午前中は図書館に返本、診療所で費用清算贈呈品送りに郵便局へ。

午後草刈りをするが暑さにグッタリ。予定の階段昇りもせずに昼寝。

一日中、扇風機を稼働させるほどムシ暑い一日だったが夕刻になると毎日涼しい風が吹くので今日もキャンパーチェアを道ばたに持ち出し涼む。

 
7/19 19日目 曇り時々雨

午後、図書館に返本、借本。その後、神社階段昇り17往復。境内の草むしりをしていた宮司と思わしき人に昨日までの蒸し暑い気候について尋ねると「この2年ほど、北海道とは思えない夏日がある気候になっている。」とのこと。昨日布団の回収に来た人も、同じことを言っていた。

今日は風があり時折細雨がパラつく過ごしやすい快適な気候。

18時過ぎ、スキー場に恒例の野生鹿7匹が草をかんでいた。

 
7/20 20日目 曇

午前中はデスクワークの半日。

午後、ユクエピラチャシ見学。トマム駅逓所跡の寛斎夫妻の墓参にも行きたかったが、場所がわからず断念。

りくべつ鉄道まつりは最高だった。満月をバックステージに演奏し歌う寝具屋のオヤジ達、市民グループのバンド、打ち上げ数は都会の花火大会にはかなわないがごく身近でで見上げる花火は迫力もあり感動し拍手のし続け。ビールもフランクフルトも焼き鳥もgood‼

 
7/21 21日目 曇時々晴

気動車運転体験をし、ピイーピッと汽笛を鳴らしたいと思って、前々から予約取得にチャレンジしていたが、今日幸運にも、他人に譲ってもいいという予約済みの人がいて、運転チャレンジ。種々の計器や前方に目配りしながらノッチやブレーキを操作し、指定の停止線で止まったり、加速したりとなかなか難しかったが満足。童心に帰った。

乗車体験終了後、鉄道まつり会場で生ビール、鹿肉ライスを食す。

暑い1日だったが満たされた日。

 
7/22 22日目 晴れ時々曇り

午前、デスクワーク。

15時過ぎ、陸別神社階段昇り17往復。最後の2回駆け足登り

神社に行く道251号線では、風速10~15m位の爆風。家では、風が少し強いなあと思うだ位であったが、地点によりこれだけ風速が異なるのは何故か?帰途では1~3㎧位の風速。

その後、ふれあい温泉へ。

 
7/23 23日目 晴後雨

念願の知床岬遊覧船に乗るため、早朝6時に家出発でウトロへ。

半島先端の知床岬は映像や本で想像していたと通りで大感激大満足。岬突端部にまで番屋があったことには驚いた。知床ロードで仰ぎ見た羅臼岳にも感激しながら羅臼経由標津で宿泊。

 
7/24 24日目 雨

午前中、野付半島観光。運航可能な限界地点まで走行。鹿の群れに驚く。ネイチャーセンターで半島の生域の歴史や地質、地形の特異性を教えてもらい大いに勉強になった。

美幌峠から屈斜路湖を眺めたかったが雨の為展望台まで登れず残念。

北見で買物をし無事帰宅。一安心3週間あまりの家だが既に我が自宅の気分になっている。

 
7/25 25日目 曇

午前中デスクワーク。午後、図書館に返本、借本後、関寛斎資料館再訪。前回、チャシ跡を見学した時関農場跡地への行き方がわからず(道の駅の方に教えて頂き出発。)行けなかったので何故こんな狭隘な地域で開拓を始めたのか理解できなかったが、今回、近郊跡や中斗満の平坦地の広がりを見て開拓地に選んだことに納得。

今日は、今迄の暑さが一転涼しく時には寒いほどの気候だった。

 
7/26 26日目 曇り

午前中はデスクワークや陸別の地形と気象条件について関係先に聞きまくったり、ネットで調べたり。午後、陸別神社の階段昇り。18往復、最後の2回はダッシュ登り。運動用のTシャツでは、最初は寒いくらいの体感温度。そういえば、昨日から快適な気温になってきたせいかグッスリ眠れた。睡眠指数81点・良の評価。夕方ふれあい温泉入場。

今夜は何も見えず

 
7/27 27日目 曇り

午前中は衣類、寝具類の片づけと荷作り準備。

午後、図書館へ返本の後遅い昼食がてら生ビールを2杯、焼き鳥、焼きカキ、焼きそば、苺アメを食す。

 
7/28 28日目 細雨

一昨日から朝、夕は寒いほどの気温になってきて、長袖シャツ、厚手ズボンを着用している。

1日中、細雨で退去準備の荷造り、退去後の旅程のホテル予約、読書などで過ごす。合間にいつもの草抜きで息抜き。

 
7/29 29日目 雨

午前中道の駅に行き自車に積み込めなかった荷物の宅急便依頼、伏せて10日後に自宅に着くよう陸別産冷凍鹿肉燻製の送付依頼。発送日に配慮してくれるのは有難い。

本来なら、午後は陸別神社階段登り20往復をしたかったが車のため断念残念

 
7/30 30日目 涙雨

いよいよ退去日。今日は私の涙雨

お世話になりました。

登山もフライフィッシングもパークゴルフもスイミングもできなかった、しなかったけどこの1ヶ月の生活には満足してまちを離れられる。

陸別の誇るのは”しばれ”だけでないで‼

水道の水は、冷たくてまろやかで本当に旨い。しかも入浴に使っても美人の湯と思うほど肌をすべすべにしてくれる。いい水ですよ、本当に最後の晩餐は“花むすび”2人で送別会。さいなら。

 
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総務課 企画・財政室 電話番号:0156-27-2141内線:215・217FAX:0156-27-2797

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