一昨年の夏、旅の道すがら陸別町に立ち寄った時、余りの気持ちの良さに、りくべつ鉄道の駅構内で椅子に腰をかけ、暫く景色を見て過ごしました。その陸別町でこの夏幸運なことに、移住体験の機会を得ることができました。郊外の一軒家だったということが、功を奏したのでしょう。家に居ながら自然を満喫することができました。
「星が降る」という言葉は今までに何度となく耳にしていましたが、そう形容される星空を見たのは生まれて初めてのことで、首が痛くなるほど空を見上げ、余りの美しさにただただ感動しておりました。また、時々鹿が姿を見せる美しい緑に囲まれた庭にキャンピングチェアを持ち出し、お茶を頂きながらの読書は、なかなか経験することの出来ない至福の一時でした。3週間の短い滞在ではありましたが、自然に恵まれた穏やかな町で、のんびりと夏を楽しむことができました。サポートして下さった町役場の担当者の皆様、図書館の職員さん、気軽に声を掛けて下さった町民の皆様方に感謝申しあげます。